流鏑馬神事を見てきました


今日は神社の流鏑馬神事を見てきました。
毎年の秋に神社の馬場というところで行われていて、5・6人の射手が3つの的を馬上から次々と射っていきます。
どうやら流派は武田流なんだそうで、あの戦国最強の騎馬軍団を連想しました。
馬場の脇に立ってみると、どことなく勇壮な雰囲気が漂ってきます。

流鏑馬と聞くと武士の武芸の訓練というイメージがありますが、もともとは宮廷行事だったようですね。また、しばしば神社に奉納され、神事として受け継がれていったようです。
そういえば的中でその年を占ったり、当たった的をお守りとして持ち帰るということをどこかで聞いた気がします。
的を射る前に天地を射るような仕草をしていたのは、お祈りの一種だったのかもしれません。

競技の開始が宣言されると、多くの観客がカメラを構えました。私もその中の一人です。
なんとかして馬上から的を射る瞬間を撮影しようと頑張ってみたのですが、馬のスピードが速すぎてなかなかタイミングがとれず、ブレがひどくてなんだかよくわからない写真ばかりでした。
連写機能を使ったりいろいろ試してみたものの、ようやくまともに撮れたのは後姿の一枚だけでした。

ほとんどの射手が3つの的を射ぬいていたので、今年はきっといいことがいっぱいありそうです。
また、紙吹雪が入った小ぶりの的を射ぬく競技も行われました。
こちらはなかなか難しいようで、矢が外れてしまうことも多かったのですが、射抜かれたときにぱっと飛び散る紙吹雪がとても綺麗でした。



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